お笑い芸人の中でも大御所中の大御所である宮川大助・花子の宮川花子さんが、多発性骨髄腫で闘病中であるとの報道が出ました。
65歳という年齢は現代では若くとらえられますが、されど65歳です。
現在どのような状態にあるのかまとめてみましたので見ていきましょう!
宮川花子は多発性骨髄腫?
宮川花子さんは今年に入ってから体の調子が悪く、6月25日に体調不良を訴えました。
その為に、その後控えていたなんばグランド花月での公演をキャンセルすることになります。
体調不良を訴えた数日後、NHKのレギュラー番組であるバラエティー生活笑百科には、なんと車いすでの登場でした。
急に車いすでの登場となれば視聴者もびっくりですね!
その後大阪や奈良の病院で検査を受けた結果、多発性骨髄腫であることが判明しました。
宮川花子が発症した多発性骨髄腫とは?
私たちの体の中には骨髄と呼ばれる血液を作る場所があります。
そこで作られる血液の中には、赤血球、白血球、血小板など、様々な細胞が含まれているんです。
その中の白血球。
この白血球の中にもさらに細胞が含まれており、その中にリンパ球というものが含まれます。
よくリンパマッサージなんて言いますよね?
そのリンパです。
リンパ球の中に含まれるBリンパ球は、外部から異物が混入すると形質細胞に変化します。
形質細胞からは抗体が作り出され、外部からの敵を攻撃することによって私たちの体は守られています。
多発性骨髄腫とはこの形質細胞に異常が起きてしまう病気です。
形質細胞に異常が起こると敵を攻撃する抗体ではなく敵を攻撃できない抗体を作ってしまうんですね。
この抗体が増えてしまうと様々な病気にかかってしまうということです。
これが多発性骨髄腫です。
多発性骨髄腫は、この形質細胞に異常が起こる病気です(図3)。形質細胞に異常が起こると、悪さをするようになります。
引用:こつずいしゅ通信
宮川花子の当時の様子
病院で検査を受け多発性骨髄腫と診断された宮川花子さんですが、当時はどのような様子だったのでしょうか?
宮川花子さんが病気で検査を受けた際は、体の7か所に腫瘍が見つかったそうです。
さらには骨折した形跡も見つかり、いつ亡くなってもおかしくない状況。
容体も思わしくなく、1週間ほど危険な容態だったと言われています。
病院に運ばれたときは下半身が動かない状態だったそうですが、体調が落ち着いてからも体に動かない部分があったりと、思わしくない状況だったようですね。
親族関係者によると「いつ死んでもおかしくない」状態で、非常に危険な容体が1週間ほど続いた。
状態が落ち着いた後も「胸から下が動かない」状態だった
引用:日刊スポーツ
その後化学療法や放射線治療を行い徐々に回復を見せる宮川花子さんですが、癌と同じような治療を行うということはよほどよくない状況にあったのですね。
多発性骨髄腫も癌も悪性腫瘍ですから、治療法も似てるんですね。
宮川花子の復帰はいつ?
そんな治療のかいあってか、宮川花子さんは現在回復に向かっているとの事です。
リハビリも開始して当初よりは体調も優れていたため、今回の会見に至ったようですね。
しかし復帰の目途はまだ立っていない様子。
リハビリを開始したばかりですから、当然といえば当然ですね。
実はもっと早くに病気が発覚していた!?
体調不良を訴えたのは2019年6月25日ですが、実はもっと前から多発性骨髄腫ということが発覚していたようです。
2018年3月に腰痛を訴え、奈良県内の病院で検査を受けると骨腫瘍の診断。余命6カ月の可能性も指摘されていたが、放射線治療を受け、病状は回復。その後、今年1月に検査では数値が上がっており、医師から大阪市内の病院を紹介されたが、副作用などを恐れ、5カ月間通院しなかった。そして、6月24日に胸から下が動かなくなり、即入院。順調に回復し、この日会見を開いた。
上記にある通り、去年の3月にはもうわかっていた様子ですが、仕事への影響も懸念したのでしょう。
副作用のことを考え仕事を継続していたようですが、どうにもならなくなってしまったようですね。
体あっての仕事ですから、今後は自身の体も大切にしていただきたと思ってます。
宮川大助さんは今回の件をどう思う?
コンビの相方でもあり夫でもある宮川大助さんは、今回の件を次のように話しています。
「嫁はんがこういう病気ですと言われたときは辛かったですね。代わってやることもできないしね。僕、嫁はんが好きなんでね。今回余計好きになりましたね。女房に2度目の恋をするというけど、大助花子の人生劇場ですね。イッツ・ショータイム」
引用:SANSPO.com
病気になったということは好ましくありませんが、宮川花子さんも伴侶にこのように思われて幸せでしょう。
宮川大助さんからも花子さんを大事に思う気持ちが伝わってきますね。
それに加え、さすが芸人と思わせるコメント。
悲しいでしょうがリハビリ中の妻をこれからも支えていって欲しいですね。
最後に
宮川花子さんは以前にも胃がんの手術を受けています。
それに加え夫である宮川大助さんも脳出血や腰部脊柱管狭窄症の手術を受けています。
2人とも大病を患いやすい体質なのかもしれませんが、今後も元気な姿を長くテレビで見せてほしいですね。
こんなブログからじゃ届かないでしょうが、回復を祈ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
大助さんと花子さんの漫才はほんまに面白いです。控えめな方たちだと思います。花子師匠は、、漫才の本番前は、ほんまに控えめな方です。我が町の夏祭りでご出演下さいました。懐かしいです。一刻も早いご快癒を念じます。